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空気が乾燥している季節は、メイクが綺麗にのらなかったり、肌がカサついたりと、お肌に関する悩みを抱えることが多くなりますが、身体を隅々までチェックしてみると、実は乾燥しているのはお肌だけでなく、足の裏やひじ、すねと言った部位も乾燥してカサついていることが多く、放置をしているとガサガサとした感触になり、後にひび割れが生じることもあります。
そんな身体の乾燥の改善や予防に効果的なのが、ボディケアです。
お風呂上りに身体全体を保湿することで乾燥を防ぎ、潤いを与えてしっとりとさせることができ、モチモチとした理想の肌を作ることができます。
しかし、ボディケアアイテムには様々な種類があるので、どれを選べばいいのか分からないと言う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ボディケアアイテムの選び方やそれぞれの効果的な使い方をご紹介します。
目次
ボディケアの必要性とは?
人間の身体は、様々な原因によって体内の水分が蒸発し、本来必要になる水分が不足することで乾燥を招くと言われています。
潤いが失われることでカサつきや粉を吹くと言った肌トラブルを引き起こし、さらに乾燥が悪化することでかゆみや皮むけ、ひび割れ、湿疹などの症状が現れる「乾燥性皮膚炎」を引き起こすことがあります。
乾燥した肌に潤いを与えるには、水分補給をこまめにしたり、乾燥肌に効果的な食べ物を取り入れると言ったアプローチ方法がありますが、何よりも重要なのがボディケアです。
ボディケアは身体の保湿や、マッサージ、身体を洗うことなど、身体全体のケアのことを指しますが、身体の乾燥を防ぐ為に特に効果的なのがお風呂上りに行うボディケアです。
入浴後にしっかりと保湿をして潤いを与えることで乾燥知らずの肌に導いてくれ、翌日もしっとりとしたモチモチ肌をキープすることができます。
このようにボディケアは肌の潤いをキープする為には欠かせないものであり、空気が乾燥しやすい季節は、乾燥対策を行いながらボディケアを毎日入念に行うようにしましょう。
身体が乾燥する原因とは?
人間の身体は様々な原因で乾燥し、日常の何気ない行動が乾燥を悪化させていることもあります。
そこで、乾燥を招く主な原因をご紹介します。
1.摩擦
かかとや足の裏が乾燥する原因として多いのが摩擦です。
足の裏には、脂成分を分泌させて潤わせる皮脂膜が無い為、他の部位よりも乾燥しやすくなっており、少しの摩擦でも角質が溜まりやすく、乾燥を進行させてしまいます。
2.エアコン
冷房、暖房に関係なく、乾燥を引き起こすのがエアコンです。
エアコンを使用すると部屋の空気が乾燥し、体内の水分がどんどん逃げて行ってしまいます。
どうしてもエアコンを使用したい場合は、加湿器を併用しましょう。
3.入浴方法
毎日の入浴も、入浴方法によっては乾燥を引き起こす原因にもなります。
例えば40℃以上のお湯に長時間浸かったり、タオルでゴシゴシと身体を洗う行為は、乾燥をさらに悪化させてしまうので、控えるようにしましょう。
4.加齢
体内水分量は、年齢を重ねるにつれて減少していく為、当然肌も乾燥しやすくなります。
水分量をアップするには、こまめに水分補給をし、バランスの良い食生活を心掛けましょう。
ボディケアの基本的なやり方とは?
ボディケアの基本的なやり方と流れをご紹介します。
まずは入浴中のボディケアです。
ボディソープで身体を洗う際には、皮膚に負担をかけないように、手の平で泡立ててから優しく洗いましょう。
また、週に1回ほどボディスクラブを使って角質ケアを行うと肌が柔らかくなり、肌トラブルを引き起こしにくい、清潔な肌に導いてくれます。
次に、入浴後のボディケアです。
入浴後は毛穴が開いている為、体内の水分が蒸発しやすく、非常に乾燥しやすい状態になっています。
その為、タオルで水分を拭き取ったら10分以内に保湿ケアを開始するようにしましょう。
また、ボディケアはお部屋で行うよりも、お風呂場で行った方が乾燥しにくく、水分も逃げにくくなります。
スキンケアとボディケアはどっちから先に行えばいいのか迷ってしまうかもしれませんが、顔は身体全体よりも乾燥しやすい為、まずはスキンケアを5分程で済ませてから、その後にボディケアを行うのがおすすめです。
以上がボディケアの基本的な流れになります。
ボディケアアイテムの種類
ボディケアを行う際に、特に重要視されるのがボディケアアイテムです。
ボディケアアイテムには、入浴中に使用するタイプと、入浴後に使用するタイプがありますが、ここでは、入浴後に肌を保湿する為に使用するボディケアアイテムの種類をご紹介します。
1.ボディクリーム
身体専用の保湿クリームであるボディクリームは、こっくりとした固めのテクスチャーが特徴です。
保湿力が期待できますが、その分べたつきやすい為、好みが分かれることがあります。
2.ボディミルク
ボディミルクは水分が多く含まれていることから伸びが良く、塗りやすくなっており、さらに浸透力が高くべたつきにくいので、さらっとした付け心地が好きな方に人気があります。
3.ボディバター
バターのような質感が特徴のボディバターは、保湿効果が優れている反面、伸びがあまり良く無い為、特に乾燥している部分の集中ケアに効果を発揮します。
4.ボディローション
ボディローションは、ボディ用化粧水とも言われるほど水分の割合が多く、油分がほとんど含まれていない為、保湿力が低めですが、さっぱりとした使い心地で夏のボディケアに人気です。
5.ボディオイル
ボディオイルはオイルタイプの保湿アイテムで、油分そのものなので肌にも馴染みやすいことから保湿力が非常に高く、伸びが良いのでマッサージにも使用することができます。
目的別!ボディケアアイテムの選び方
ボディケアアイテムの種類をご紹介してきましたが、沢山の種類があるので、どれを選べばいいのか悩んでしまうかもしれません。
そこで、ボディケアアイテムの選び方を目的別にご紹介しましょう。
全身を万遍なく保湿したいときは?
腕や足など、全身を満遍なく保湿したいときは、伸びが良く塗りやすいボディミルクやボディローション、ボディオイルがおすすめです。
この中ではボディオイルが保湿力が高いですが、オイルなのでベタつきやすく、人によって好みが分かれるかもしれません。
その次に保湿力があるのがボディミルクで、乳液のような軽い質感で少量でも広く塗ることができるので、コスパも優れています。
そして、ボディローションは前述した通り、爽やかな塗り心地なので気温が高い季節におすすめです。
外出前に保湿したいときには?
外出する前にボディケアをしたい際には、ベタつきがあまり無いボディミルクやボディローションが適しています。
また、外出中の空気による乾燥が不安な際には、乾燥しやすい部分に追加でボディクリームやボディバターを塗るのがおすすめです。
ひじや足裏の保湿に最も効果的なのは?
ひじや足裏などの乾燥しやすい場所を保湿するには、ボディバターが特におすすめです。
バターは体温によって徐々に溶けていくので、じっくりと浸透させることができ、長時間潤いが持続するので、寝る前に塗布すると翌日の朝までしっとり感が続きます。
香水代わりに使いたいときにおすすめなのは?
香りが付いているボディケアアイテムは、リラックス効果も期待でき、さらに香りの持続性が高いタイプを選べば香水代わりにもなります。
中でもボディクリームやボディバターなど、こってりとしたテクスチャーのものが比較的持続性が高くなると言われており、また、海外ブランドのボディケアアイテムは香りが強めの傾向がある為、香りを長時間持たせたい方は海外ブランドを選ぶのがおすすめです。
一度受けたら虜に!?エステサロンのボディケアとは?
肌のコンディションが悪くなりがちな空気が乾燥する冬や季節の変わり目には、ボディケアをしっかりと行っていても、乾燥してしまうことがあります。
そんなデリケートな状態の肌に効果的なのが、エステサロンでのボディケアです。
エステサロンでは、全身の肌コンディションを整えられるメニューが充実しており、中でもリーズナブルで手軽に受けれることで人気なのがトリートメントです。
トリートメントでは、保湿効果のあるオイルやクリーム、スクラブなどを馴染ませながらボディマッサージを行います。
マッサージをすることで新陳代謝がアップし、滞っていたリンパ液の流れが良くなることで、毒素や老廃物が排出されてデトックス効果が期待でき、肌荒れ予防にも効果的です。
自分では出来ない部分もケアできる
また、エステサロンでボディケアを受けるメリットの1つが、背中などの自分では出来ない部分をケアできることです。
特に背中のパックやクレンジングでは汚れや角質を取り除き、スベスベな背中に導いてくれるので、水着や露出の高い服も自信を持って着ることができるようになります。
その他にも足の裏が見違えるように綺麗になる角質ケアや、透明感がアップする全身美白コースなど、自宅では出来ないようなエステサロンならではのメニューも沢山あります。
一度受けると虜になってしまう人も多い、エステサロンでの極上なボディケアを是非一度、体験してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ボディケアは肌がカサついているとき位にしか行わないと言う方も多いかもしれませんが、毎日欠かさず行うことで、皮膚を健やかに保つことができ、さらにシワやごやつきも抑えてくれるので、肌の老化予防にも役立ちます。
みなさんもボディケアを習慣的に取り入れて、潤いに満たされたお肌を目指してみてはいかがでしょうか?
監修者
美容系サロン経営アドバイザー
株式会社レガロ 代表取締役
飯盛裕貴
私自身11年前に起業し、現在では様々な業種の経営、取締役、サポートを行なっております。
リラクゼーションサロン、ネイルサロン、マツエクサロンなどの経営、開業、マーケティング、独立をサポートさせて頂いております。
どの業種でも通じる事業再建から事業拡大による整備、美容系の売上向上に必須な事や美容スタッフの教育指導、経営視点からのマーケティング方法なども様々な経験を持っているからこそできるプランニングやコンサルタントを得意とし、現在でも7店舗の経営コンサルタント行なっております。
また自身でもサロン運営を行っており、現在年商4億円の会社を経営させて頂いております。
現在では女性だけではなく、男性も世の中の多くの人が美容に興味を持つ時代となり、この分野をまだまだ広げていきたい。
その為に私自身が得意とする接客、美容知識、販売営業などをより多くのお店に知っていただきたい!という思いで人と接する業務の改善や、ファッション、コスメ、ヘアサロンなどの日常消費の部分でも、長年培った知識と経験で、癒しという目に見えない物や美しさという変化をいかに多くの方に提供できるかをテーマにしております。